Scríobhaim (仮)
草木花と心、そして日常
松島だ、ああ松島だ松島だ
突然ですが、この日曜日、わたくしトーホグさ行って来ますた。
高台から松島湾・福浦橋方向を望む 例の震災の後、テレビで松島が頑張っているという話を目にして、
両親で「行きたいねえ」などと話していたのですが、
5月いっぱいで高速道路の千円均一が終了するという事で、
他の用事との兼ね合いもあり、この日が事実上のラストチャンスだったのです。
まあ、前日に千葉へ日帰りしてヘバっていた私は、
さすがに往復700km超を自分一人で運転なんぞできる訳もなく、
いい歳こいて、殆ど「親に連れて行って貰った」状態だったのですが^_^;
ちなみに、両親の方は過去に数回この松島に行っており、
半年ほど前にも日帰りしていたのですが、
私にとっては初めての場所です。
五大堂入り口近くの海岸から松島湾
生憎の天気ではありましたが、
その天気がまた水墨画的な雰囲気を醸し出して、
それはそれで悪くは無いと感じました。
着いたらまずは焼き牡蠣を口に。(写真はこちら)
今のご時世、さすがにご当地産という事は無いのでしょうが、
何より此処で牡蠣を食べるという行為に意味があるのではないかと。
現地での呼称通り「カキ殻焼き」と書くと、
普段このブログに書いている内容が内容なだけに、
「カキ殻焼いてどーするω」とかツッコミが入りそうです^_^;
遊覧船の出発まで少しだけ時間があったので、
乗り場脇の観瀾亭 で雨の松島を眺めながら一服しまして。
此処にはちょっとした博物館もあるらしいのですが、
こちらは震災の影響で閉館中との事でした。
既に松島を数回訪れている両親も知らなかったという事なので、
割と穴場なのかも知れないですね。
さて、遊覧船の方ですが、いちお島々を解説してくれるのですが、
仁王島以外、どれがどの島だか全然記憶に残って無いんですね^_^;
右上: 鐘島(金島) 中段左上: 仁王島 右下: 千貫島 中には銘の無い島とかもあるそうで。
湾内では船の周りには割とカモメ(ウミネコ?)が寄って来ます。
餌遣りができるので、鳥の方も船に近付けば食事ができると
学習してるのかも知れません。
松島のカモメ 中には、着船して餌を要求する図太いのもおりますがw
だいたいのカモメは飛びながら人が差し出した餌(エビせん)をくわえて行きます。
陸から戻ったところでちょうど1時くらいでしたので、昼飯。
この日の主目的でありました、牛タン。
牛タンと言えば仙台ですが、松島でも牛タンが食えるなら一石二鳥という訳です。
利久・松島店(左)と、この日のおすすめ「二色丼定食」と牛たんシチュー 利休・松島店での昼食。実はこれだけは予め決めてあったのです^_^;
というのも去年、両親が訪れた際には
まず仙台で食事してから松島入りするという行程で、
その時にたまたま選んだ店が利休さんだったという事なのですが、
松島に着いてみればそこにも同じ系列店があったというw
でもって、震災後その店の営業再開がテレビで放映された、と。
二色丼定食はグランドメニューには掲載されていなかったのですが、
この日のおすすめという事で店長さんがイチオシしてまして。
いつでも食べれる料理じゃないのかも知れません。
海の幸と牛たんの両方が味わえるという、
観光客な我々には気分的にお得感のあるものでした。
味もなかなか。
一応、植物メインのブログという事で、散策中に見掛けた植物とか。
石積みの隙間から生えるど根性系植物とか、
それとこの辺りの地勢的なものなのか、
岩の上に生える巨大盆栽状態の樹木とか多かったですね。
この後、瑞巌寺と五大堂とを回ってこの地を後にした訳ですが。
瑞巌寺は、震災前から本堂を改修中で、
代わりに「陽徳院御霊屋」その他を特別公開中。
一つ残念なのは、境内のどこかに自生するという、
デンドロビウムのセッコクを発見できなかったこと。
こればかりはリサーチ不足でした(ノД`)
ところで、松島は比較的被害が少なかったとは言え、
やはりこの一体は被災地の中心域なんですよね。。。
行き帰りを含めて、至るところに地震の痕跡がまだ残っています。
上段左: 物産店店先の「ここまで浸水しました」の目印 上段右: 車窓に映る名取市付近
下段左: 島の浜辺に転がるコンテナ 下段中: 遊覧船から見えた島の家屋
下段右: かつてのカキ棚と思しき残留物 海岸沿いの道路にも窪みが出来ていたり、歩道に段差が出来ていたり
あるいは、傾いた電柱とか一面だけガラスの抜けた電話ボックスとか。
よくよく見て行くと、あると言えばあるんですね。
それでも、営業している店の中は、被災した事を少しも感じさせない雰囲気があって。
テレビなどで見ているから判っているけれども、
それこそ何も知らずに入ったら「被害無かったんですね~♪」なんて言っちゃいそうな。
その努力に頭が下がるというか、むしろ泣きそうになっちゃいます。
まあ、全体としては、今は新緑の黄緑と松などの深い緑とで景色が華やいでいて、
所々にツツジが咲いていたりと、この地を訪れるにはかなり良い季節だった様です。
瑞巌寺のセッコクの花期が5月下旬から6月上旬という事なので、
植物好きさんならこの時期はそれなりに美味しいのではないかと思いますね。
時間がありましたら是非。
高台から松島湾・福浦橋方向を望む
両親で「行きたいねえ」などと話していたのですが、
5月いっぱいで高速道路の千円均一が終了するという事で、
他の用事との兼ね合いもあり、この日が事実上のラストチャンスだったのです。
まあ、前日に千葉へ日帰りしてヘバっていた私は、
さすがに往復700km超を自分一人で運転なんぞできる訳もなく、
いい歳こいて、殆ど「親に連れて行って貰った」状態だったのですが^_^;
ちなみに、両親の方は過去に数回この松島に行っており、
半年ほど前にも日帰りしていたのですが、
私にとっては初めての場所です。
五大堂入り口近くの海岸から松島湾
生憎の天気ではありましたが、
その天気がまた水墨画的な雰囲気を醸し出して、
それはそれで悪くは無いと感じました。
着いたらまずは焼き牡蠣を口に。(写真はこちら)
今のご時世、さすがにご当地産という事は無いのでしょうが、
何より此処で牡蠣を食べるという行為に意味があるのではないかと。
現地での呼称通り「カキ殻焼き」と書くと、
普段このブログに書いている内容が内容なだけに、
「カキ殻焼いてどーするω」とかツッコミが入りそうです^_^;
遊覧船の出発まで少しだけ時間があったので、
乗り場脇の
此処にはちょっとした博物館もあるらしいのですが、
こちらは震災の影響で閉館中との事でした。
既に松島を数回訪れている両親も知らなかったという事なので、
割と穴場なのかも知れないですね。
さて、遊覧船の方ですが、いちお島々を解説してくれるのですが、
仁王島以外、どれがどの島だか全然記憶に残って無いんですね^_^;
右上: 鐘島(金島) 中段左上: 仁王島 右下: 千貫島
湾内では船の周りには割とカモメ(ウミネコ?)が寄って来ます。
餌遣りができるので、鳥の方も船に近付けば食事ができると
学習してるのかも知れません。
松島のカモメ
だいたいのカモメは飛びながら人が差し出した餌(エビせん)をくわえて行きます。
陸から戻ったところでちょうど1時くらいでしたので、昼飯。
この日の主目的でありました、牛タン。
牛タンと言えば仙台ですが、松島でも牛タンが食えるなら一石二鳥という訳です。
利久・松島店(左)と、この日のおすすめ「二色丼定食」と牛たんシチュー
というのも去年、両親が訪れた際には
まず仙台で食事してから松島入りするという行程で、
その時にたまたま選んだ店が利休さんだったという事なのですが、
松島に着いてみればそこにも同じ系列店があったというw
でもって、震災後その店の営業再開がテレビで放映された、と。
二色丼定食はグランドメニューには掲載されていなかったのですが、
この日のおすすめという事で店長さんがイチオシしてまして。
いつでも食べれる料理じゃないのかも知れません。
海の幸と牛たんの両方が味わえるという、
観光客な我々には気分的にお得感のあるものでした。
味もなかなか。
一応、植物メインのブログという事で、散策中に見掛けた植物とか。
それとこの辺りの地勢的なものなのか、
岩の上に生える巨大盆栽状態の樹木とか多かったですね。
この後、瑞巌寺と五大堂とを回ってこの地を後にした訳ですが。
瑞巌寺は、震災前から本堂を改修中で、
代わりに「陽徳院御霊屋」その他を特別公開中。
一つ残念なのは、境内のどこかに自生するという、
デンドロビウムのセッコクを発見できなかったこと。
こればかりはリサーチ不足でした(ノД`)
ところで、松島は比較的被害が少なかったとは言え、
やはりこの一体は被災地の中心域なんですよね。。。
行き帰りを含めて、至るところに地震の痕跡がまだ残っています。
上段左: 物産店店先の「ここまで浸水しました」の目印 上段右: 車窓に映る名取市付近
下段左: 島の浜辺に転がるコンテナ 下段中: 遊覧船から見えた島の家屋
下段右: かつてのカキ棚と思しき残留物
あるいは、傾いた電柱とか一面だけガラスの抜けた電話ボックスとか。
よくよく見て行くと、あると言えばあるんですね。
それでも、営業している店の中は、被災した事を少しも感じさせない雰囲気があって。
テレビなどで見ているから判っているけれども、
それこそ何も知らずに入ったら「被害無かったんですね~♪」なんて言っちゃいそうな。
その努力に頭が下がるというか、むしろ泣きそうになっちゃいます。
まあ、全体としては、今は新緑の黄緑と松などの深い緑とで景色が華やいでいて、
所々にツツジが咲いていたりと、この地を訪れるにはかなり良い季節だった様です。
瑞巌寺のセッコクの花期が5月下旬から6月上旬という事なので、
植物好きさんならこの時期はそれなりに美味しいのではないかと思いますね。
時間がありましたら是非。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
ぢぇがむの記録
ツイートとか
ブログ内検索
このページを共有
広告
People
プロフィール
お知らせとか
ネームカード
このブログについて
コメントやトラックバックはお気軽に。ただし、スパム行為には厳正に対処させて頂きます。
識別が必要なコメントはメールアドレス欄に一意な内容を入力下さい。
ページ右側の「お気に入りブログ」は見出しをクリックすると開きます。
識別が必要なコメントはメールアドレス欄に一意な内容を入力下さい。
ページ右側の「お気に入りブログ」は見出しをクリックすると開きます。
(2010.3.6~11.2: 5167)
カテゴリー
最新記事
- 飛鳥山植木市と謎の植物 (04/21)
- たぶんルブリカウリスだろうっていう。 (06/03)
- エケベリア寄せ植え (05/28)
- ハオルチア「グロボシ×クーペリ」 (05/12)
- 長田アフィニスとサルさんアフィニス (04/26)
この記事へのコメント