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Scríobhaim (仮)

草木花と心、そして日常

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3つの「桜吹雪」

以前、構想して、写真も用意して、書き始めたものの、
なんとなく機を逸して流れちゃった企画なんですが。
ふと思い出すことがあったので、タイムリーな写真じゃないですが、
もう一度書いてみようと思います。

思い出したきっかけは、hiriさんという方もブログにあった、
吹雪の松、吹雪の松錦、桜吹雪の違い。」という記事。
内容的に間違いは無いんですが、
今回の私の記事は、時にこういう事例もありますよ、って感じ。

私の手元には今、「桜吹雪」と名付けられた回歓草(アナカンプセロス)が実に3種類あります。
最初のこれは「桜吹雪」として最もオーソドックスなもの。
3つの「桜吹雪」 (1)
'10年11月11日撮影
便宜名: タイプA
この株は葉の桜色が殆ど無くなってますが、
このブログ初期のこれと同一クローンの別株です。
厳しい寒さに当たると紅葉するのか葉が黒っぽくなります。
一般的には「Anacampseros rufescens」の「f. variegata」とされていて、
この学名の正当性は議論の余地があるかも知れませんが、
まあ、「桜吹雪」としてはこれが正解なんだと思います。
3つの「桜吹雪」 (app.1)
ただ、このタイプと思しきものが「吹雪の松」として流通する事もあります。(写真右)
また、ヤフオクなどでは「吹雪の松錦」と呼ばれている事もあります。
(というより、本当の「吹雪の松錦」がヤフオクに出る事は稀です><

続いてこちらは九州の某有名ネットショップにて、
吹雪の松/桜吹雪」として売られていたもの。
3つの「桜吹雪」 (2)
'10年11月26日撮影
便宜名: タイプB
手に入れたのが一昨年の秋頃ですが、成長遅いです。
葉の形は最初のに似てますが、葉がより硬く、
また、季節による色合いの変化も少なく新芽以外は終始こんな色をしています。
植え替え時に見た限りでは根がやや太く、若干木質化する様な感じもあります。
昨年、二和園さんでこれに似たものを名無しで入手してますが、
ヤフオクに時折「レツーサス」の様な呼び名で出品されて来るのと同じものかも知れません。

最後に、昨年11月頃にカインズだったかで入手した何ともブサイクな一品。
3つの「桜吹雪」 (3)
'10年11月20日撮影
便宜名: タイプC
購入後間もない頃に撮った写真だと思われます。
初めて立ち寄った店という訳でも無いので、長期在庫してたとも考え難く、
この状態で出荷されたと思われ。
幾ら何でもこれじゃ売れねーだろとか思いますがw
パッと見、「吹雪の松」なんじゃないかとも思えるんですが、
吹雪の松としてはかなり大きいし、何より茎が太い。。。
かと言って、オーソドックスな桜吹雪(私が便宜上「タイプA」と呼んでいるもの)
と比べると、葉っぱが随分とおデブちゃんなのかな、と。
まあ、今までのところ目立った動きが無いので何とも言えません。

実は、多肉植物の流通名というのは、学名や標準和名などと違って
どの種を何と呼ぶか、といった、きちんとした決まりがありません。
多くの人が自主的にデファクトスタンダードに倣っているというだけで、
別の名前で呼んでも「それがうちでの呼び名」って言っちゃえばそれまでなんですね。
なので、デファクトスタンダードではないとしても
それを以て「間違いだ」とは決して言えないんですよね。
同じ名前だからと言って、同じ物だとは限らないんです。

なので、一応、こういったものがそれぞれ
「桜吹雪」として流通する可能性がありますよ、と言ったところで^_^;
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もしゃハオ、トリコゲラ

うちで最も高価なハオルチアの1つ。
もしゃハオ、トリコゲラ (1)
Haworthia setata v,trichogera
昨年、菖蒲町のむさし野さんで購入したニシさんとこの商品。
850円也
当時の私にとっては清水の舞台から飛び降り死するくらいの勢いで。
いやー、奮発しました^_^;

その割には、冬の寒さに晒された挙句、
風だか地震だかで鉢がおんまかっちゃって、
根っこ剥き出しのまま水も与えられずに放置され続け、
最近になってようやく鉢に植わる事ができたっていうw

そのくせ、それで葉が傷んでも持ち主にはむしろ
「なんか野性味が出てて良いんじゃね?」くらいに思われてるっていうw
割と不遇なハオルチア。

札は「H.setata v,trichogera」となっていて、
これはHaworthia setata var. trichogeraっていう風にも読めるんですけど、
ネット上には殆ど情報無いっす。。。
そもそもの「trichogera」っていうのが出て来ないんですね。
vの後がカンマだから、
あくまで“セタータの変種(の何か)”の“trichogera”
て事なのかも知れません。

これの難しいのは、軟葉ハオにしてはかなり葉が薄いっていうこと。
レイトニーなんかと比べても厚みが四分の一とかそれ以下なんじゃないですかね。
もともと葉がしなやかで、水を吸ってもぷっくりがっちりしないんで、
萎んで来たからそろそろ水遣るかな、、、っていうのができないんですね。
まあ本来そんな水の遣り方すべきじゃないんでしょうけどw

カランドリニアだけどモンティオプシス!

この間、宮城村で購入した、
いわゆる「カランドリニア・ウンベラタCalandrinia umbellata」。
またの名をハイマツゲボタンと言うとか言わないとか。
旬にはまだ少し早いかなとも思いましたが、割と好調に咲いてます。
カランドリニアだけどモンティオプシス! (1)
「カランドリニア・ウンベラタ」
晴れた日には、この鮮やかな赤紫色が目に眩しいのです。

花屋さんというか普通の園芸店で「カランドリニア」と言えばこれ。
、、、なんですが。
モンティオプシスMontiopsis
南米の高山植物。
さらに昔は「タリヌム・ウンベラツムTalinum umbellatum」と呼ばれていたらしいですが。
もちろん、そういった昔の名前で呼んでも間違いではないのですが。
それはまああくまで分類上の話でして。
性格が違う以上、カランドリニアやタリヌムのつもりで扱ったら痛い目に遭う訳で。

昨年の枯れ方を見る限り、多年性植物としては超難物w
夏越しの難易度は、おそらくレウイシアをはるかに上回るのではないかと。
割と水好き。でも湿気は嫌うらしい。

夏越しに成功した旨の記事が立たなかったら、あっさり枯れたと思って下さい。

ふと見付けたゲラニウムの花

昨日、ふと家の駐車場でゲラニウムGeraniumの花を発見しました。
植えた訳ではなく、去年あたりから勝手に生えて来たのです。
これまで花の痕跡は見た事があるのですが、
実際に咲いているのを見付けたのはこれが初めてです。
ふと見付けたゲラニウムの花 (1)
Geranium sp.
日本に自生するゲラニウムと言えば、
とりあえず代表的なのはゲンノショウコG. thunbergiiな訳ですが、
おそらくこれは葉の形からして、ゲンノショウコではなくて
帰化植物のアメリカフウロG. carolinianumなのかなと思います。

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